休眠状態のウォレット、9.5年ぶりに3,000 ETHをKrakenへ送金

オンチェーンアナリストのEmberによると、9年半にわたって休眠状態だったウォレットが、3,000 ETHを暗号資産取引所Krakenに移動しました。このETHはもともと2017年にGeminiから引き出されたもので、当時は1枚19ドル、総額約5万6,000ドル相当でした。移動時点での保有額は約723万ドルで、当初の価値のおよそ128倍に達していました。ETHの入金は売却の可能性を示唆することがありますが、取引所への移動だけでは、保有者が売却したとは断定できません。
Neutral
この移動は、長期間動きのなかった大量のETHが、売却可能なKrakenに移されたため、短期的な売りへの懸念を生む可能性があります。初期保有者による同様の取引所への入金は、売りの兆候となる可能性があるとして注視されることが多いものの、実際に売却が行われた証拠にはなりません。ETHは取引所に保管されているだけかもしれず、別の理由で移された可能性もあります。ドル換算では相当な規模ですが、3,000 ETHの単独の移動だけでは、市場全体に広がる圧力があるとは判断できません。トレーダーは確認のため、Krakenのオーダーブック、その後の取引所からの出金、ETHの価格と取引量を監視する可能性があります。長期的には、Ethereumの見通しを根本的に変える出来事というより、大口の初期保有者が活動を再開した兆候として注目されます。